騒音計(B&K 2231)

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騒音計は、音の物理的な強さとしての音圧レベルや、その他の音の強さの指標となる数値を測定する機器である。


音圧レベルの種類

音圧レベルは、その測定方法によりいくつか分類される。音圧レベルを測定した場合は、どの音圧レベルを測定したのか、明らかにする必要がある

周波数荷重による分類

時間荷重による分類

音圧レベルは、ある時間内での大気圧の変化幅を2乗して足し合わせ(自 乗積分)、平均して求める。その自乗積分が行われる時間(厳密には自乗積分 区間のexponential減衰時間:時定数)によって分類される。時間的に大きさが変化しない音については、SlowとFastの測定結果に変わりはない


音圧レベル以外の測定

音圧レベル以外にも、騒音計はいくつかの音の大きさの指標となる数値を測定することができる。


騒音計の使用方法


操作パネルの説明(説明のため、ボタンに名前をつけています)

ボタン

あるいはスイッチ

機能 測定時の位置
A 測定定数の入力 Run
B マイクロホンへの印加電圧 200V
C K-Factor を表示
D 外部フィルタの有無 Out
E 電源スイッチ On
0
1 3, 4, 6, 7 のそれぞれのボタンを押しながら

押すと、それぞれの設定を変更できる

2 3, 4, 6, 7 のそれぞれのボタンを押しながら

押すと、それぞれの設定を変更できる

3 押すと、時間荷重を表示

押しながら 1あるいは2のボタンを押して設定を変更できる

SLOW
4 押すと、周波数荷重を表示

押しながら 1あるいは2のボタンを押して設定を変更できる

L
5 押すとアナログメータ表示

もう一度押すとデジタル表示

デジタル表示
6 測定レンジの上限を表示

押しながら 1あるいは2のボタンを押して設定を変更できる

7 表示される測定指標を表示

押しながら 1あるいは2のボタンを押して設定を変更できる

SPL
8 現在の表示窓の状態で停止

もう一度押すと、停止状態が終わる

9

1.音場での音圧を測定する場合は、マイクロホン基部を騒音計に差し込み、ネジをしめる。その後、B&K4190マイクロホンをマイクロホン基部の先にねじ込む(図1)(強くねじ込んではダメ)ヘッドホンでの音圧を測定する場合は、人工耳の使用方法を参照して、B&K4134マイクロホンをつける。

2.測定パラメータの設定

3.測定を行なう

4.マイクロホンを丁寧に取り外して、片づける。付属品は付属品箱に入れ、騒音計本体といっしょに乾燥器の中に入れる。

付属品の箱を入れる場所 騒音計本体を入れる場所


測定時に陥りやすいミス

アナログメータ表示になっている

左の絵のように、液晶の小さな点が左右に動く、アナログメータ表示になっていると、デジタルの数値表示は止まってしまう。これを見て、うまく測定できないと勘違いしてしまう、あるいは間違った値を測定して記録してしまう、ということがありがちである。このようになっている場合は、ボタン 5 を一度押して、デジタルメータ表示に戻すことが必要。

デジタルメータ表示

表示が停止状態になっている

知らないうちに、pauseボタン(ボタン8)を押していた場合、表示が止まってしまう。もう一度ボタン8 を押して表示を再開する必要がある。


akira@rsch.tuis.ac.jp