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本研究室で扱うマイクロホンは、デンマークにある B&K(ブリューエル & ケアー)社が製造するコンデンサーマイクロホンである。B&K社のコンデンサーマイクロホンは高い技術と品質管理によって、非常に高性能(フラットかつ高入力耐性)を誇り、全世界の多くの音響研究所で使用されている。それだけに非常に高価で、為替レートにもよるが、1コにつき15万円以上するものがほとんどである。
非常に高価で、高性能なため、取り扱いには厳重な注意を要する。
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| 図1.マイクロホンと そのケース | 図2.乾燥器の中での マイクロホンの定位置 | 図3.カバーを取り去った図 赤丸で囲った部分が振動板 | 図4.マイクロホンの裏側 | 
マイクロホンの型番が異なると、その感度も異なる。異なる感度のマイクロホンを同じ騒音計で使用して音圧レベルを測定するには、感度の差を補正する値を騒音計に入力してやる必要がある。そのマイクロホンごとに定められた、感度の差を補正する値が K-Factor である。
4134 : 人工耳にとりつけて、ヘッドホンの再生音圧レベルを測定するときに用いる
K-Factor = 12.6 dB


ケースに入っている状態

マイクロホン本体
4190 : 騒音計にとりつけて、音場での音圧レベルを測定するときに用いる
K-Factor = -0.2 dB


