節立ての書式とし、各節毎に書かれる内容を分類すること。論文の場合は 「目的」の前に、「はじめに」節を設けて、研究目的の背景を述べること。
例
4.分析は 3.結果に含めても良い
ただデータを表やグラフにして呈示するだけでなく、それらが何を表して いるのか、どこを注目すると何が分かるのかを文章にて表現すること。
主観でなく、データから分かる客観的な事実を述べること。
なぜそのような分析を行なったのか、理由を書くこと。
第3者が同じ実験を行なって同様なデータを得た場合、同じ分析ができるよう に、分析手法を詳しく説明すること。ただしそれは分析ソフトの使い方ではな く、どのような分析をどのようなデータに対して行なうか、ということである。
極端に言えば、実験方法/結果/分析は、だれがやっても同じ手順ででき るものであり、それだけに客観性が求められる。
レポートにおいて最も重要。
この節では、得られた結果からどのようなことが考えられるか、そして、 なぜそのような結果が得られたかについて考え、述べる。関連する過去の文献 の内容と比較することも重要。
筆者の意見や考えを述べる際には、客観的な事実とは区別して書くこと。
実験の目的に対する得られた結果を簡潔に述べる。このレポートを読む人 が、目的とまとめの節だけ読めば、おおまかなレポートの内容を把握できるよ うにすることを目安とする。
です、ます調は用いない。である、だ、を用いる。
基本的に過去形で書くこと。一般的な事実などは現在形でもよい。
グラフの題目はグラフの下に付けること。グラフだけの通し番号を振るこ と。
グラフの軸、特に縦軸は、その範囲をデータが取りうる値の範囲に合わせ ることにより、無駄な空白部分を作ることなく、効率よくデータの変化を見て 取れるようにすべきである。
グラフの線種などは、印刷した時にハッキリと区別できるものを意識的に 用いること。
表の題目は表の上に付けること。表だけの通し番号を振ること。
例
文献には頭に通し番号を振ること。
参考文献を示す際、一般的に、雑誌論文の場合は、
<例>