実験系レポートの書き方

情報学科 西村 明

レポート(報告書)には大きく分類して調査系報告書と実験系(技術系も 含む)報告書に分けられるであろう。ここでは実験系報告書の書き方について簡単に記した。


レポートの書式として重要なのは、節立ての書式であり、各節毎に書かれ る内容が分類されていることである。では、基本的な書式の例を以下に示す。 注釈は赤で記した。


ロック音楽のリズムにおける2拍目と4拍目の時間遅れについて

タイトルは簡潔にレポートの内容を表すこと
昭和63年12月8日
情報学科 b86172 西村 明男
氏名と提出年月日は欠かさない

1.目的

2.実験

この節では、実験に使用した装置や手順を説明する。第三者が同じ実験を行うことが可能な程度に、詳しく説明する必要がある。

2.1 実験手順

2.2 刺激音

2.3 実験装置

2.4 被験者

3.結果

4.考察

5.まとめ

参考文献

  1. ”ロック:リズムとその発祥”, 橘 隆一郎, ロックの友社, 1971年
  2. ”なぜモタるのか?”, 永畑 孝司, 電子音楽通信学会誌, vol.22, p.33 - 40, 1980年
  3. ”ロックのリズムに関する2、3の考察”, 今橋 登、武田 豊, 豊臣音楽大学紀要, vol.9, p.1540 - 1596, 1984年
  4. "Sequenser as a precise rhythm generator, revisited", R. D. Cray and B. C. Smith, Musical Instrument Review, vol.38, p.445 - 450, (1989)
参考文献を示す際、一般的に、雑誌論文の場合は、 の項目を必要とする。書籍の場合は、 書籍の中のある一節の場合は、 などが、必要な項目である。