方向定位実験 |
方向定位実験とは? |
なぜ方向定位実験をするの? |
何を手がかりにして音のやってくる方向を判断しているのか? という人間の聴覚の仕組みが分かれば、その手がかりをうまく操作してやることによって、人間の聴こえをだますことも可能になります。よって、何を手がかりに方向を判断しているかを調べるために、方向定位実験は重要になります。そして、スピーカの無い方向からも、あたかも音がやってきたかのように、うまくだませたのか?ということを調べるにも、方向定位実験が不可欠です。
水平面と正中面 |
水平面(ここでは、両耳を結んだ直線を含むことのできる平面)の、右側からやってくる音は、右耳により強く捉えられ、かつ右耳により速く到達します。この強さの差と時間差を手がかりとして、人間は水平面にある音の方向を判断していることが明らかになっています。
ところが、正中面(ここでは、両耳からの距離が等しい点によって作られる面)からやってくる音は、両耳に同じ強さでかつ時間差なしに到達します。では、どうやって音のやってくる方向を判断しているのでしょう?実際に、正中面からやってくる音の方向判断は難しいのですが、無理というわけではありません。 |
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正中面定位実験 |
音が鳴ったスピーカを当てられますか? |