デバッガ(gdb, xxgdb)の簡単な使い方
デバッガとは?
プログラムの実行中に、変数や配列の値を確認したり、逆戻りしたり、値を書
き換えたり、いろんなことができる。うまく動かないプログラムの原因を探っ
たり、未知のプログラムの動作を知りたいときに非常に有効。
ヒジョーに単純な使い方
- -g オプションを付けてプログラムをコンパイルする
- xxgdb プログラム実行ファイル名
xxgdb program core によって、core ファイルが作成された実行を再現できる
- break 点(実行を途中で停止する場所)を設定する
- run で実行する
- break したところから、step コマンドで1ステップ毎に実行
(step n にて、n ステップだけイッキに実行することもできる)
- 値を表示させたい変数をマウスで指定して、print コマンドで値を表示
便利なコマンド
- next (step と似ているが、関数の中には入り込まない)
- clear n (n 行目に指定した break 点を消す)
- set var 式 (式によって変数の値を設定)
あとは、man xxgdb あるいは、man gdb せよ。
akira@rsch.tuis.ac.jp