プログラミング入門

Java入門(その1)「変数、データ型」

演習詳細

演習の達成目標

共通 オプション

理解度確認問題

次回理解度確認問題予告

演習課題

共通課題(問1-2) は授業内に完了すること。
オプション課題(問1-3) の扱いは別途指示する。

共通課題(問1,2)

  1. 下記のサンプルプログラム(例題1)を参考に、課題に回答しなさい。
    例題1
    /*
       プログラム名: Kadai051201.java
       作成日: 2014/05/12
       作成者: ここには自分の名前を書く
       概  要: int型(整数型)変数の宣言、代入、表示を行うサンプルプログラム
     */
    public class Kadai051201 {
        public static void main(String[] args) {
            int i;      // int型変数 i を宣言
            i = 10;     // 10 を代入
            System.out.print("i の値は "); // 文字列を表示(改行しない)
            System.out.println(i);         // i の値を表示(改行する)
        }
    }
    
    変数は、何度もその値を変更することができる。
    上記例題1を参考に、int型変数 i に 10 を代入して内容を表示した後、変数 i に -20 を代入して新しい 変数 i の内容を表示するように、サンプルプログラムKadai051201.javaを修正しなさい。

    Kadai051201(修正後)の実行例

    i の値は 10
    i の値は -20
    

  2. 下記のサンプルプログラム(例題2)を参考に、課題に回答しなさい。
    例題2
    /*
       プログラム名: Kadai051202.java
       作成日: 2014/05/12
       作成者: ここには自分の名前を書く
       概  要: double型(小数点型)変数の宣言、代入、表示を行うサンプルプログラム
               int型の時とほとんど同じであることに注目
     */
    public class Kadai051202 {
        public static void main(String[] args) {
            double d;      // double型 変数 d を宣言
            d = 10.2;      // 10.2 を代入
            System.out.print("d の値は "); // 文字列を表示(改行しない)
            System.out.println(d);         // d の値を表示(改行する)
        }
    }
    
    変数は、複数の変数を同時に利用することが出来る。
    上記例題2を参考に、double型変数 d に加え、新たに double型変数 e を宣言し、e に 0.5 を代入しなさい。そして、変数 e の値も表示するようにサンプルプログラムKadai051202.javaを修正しなさい。

    Kadai051202(修正後)の実行例

    d の値は 10.2
    e の値は 0.5
    

正しく実行できることを確認の上、上記(問1)および(問2)のプログラム+実行結果を印刷して提出せよ(印刷は問ごとに合計2枚)。

オプション課題(問1,2,3)

  1. 下記のサンプルプログラム(例題3)を参考に、課題に回答せよ。
    例題3
    /*
       プログラム名: OKadai051201.java
       作成日: 2014/05/12
       作成者: ここには自分の名前を書く
    */
    public class OKadai051201 {
        public static void main(String[] args) {
            int i = 10; // int型変数 i を宣言し、10 を代入
    
            int j = i;  // int型変数 j を宣言し、i の値を代入
    
            System.out.println("i の値は " + i); // i の値を表示
            System.out.println("j の値は " + j); // j の値を表示
    
        }
    }
    
    int型変数の代入は、その値のコピーが格納される。
    例えば、変数 j に変数 i の値を代入した場合、代入の後に変数 i の値が変わっても、変数 j には影響がない。
    上記例題3を参考に、変数 j に変数 i の値を代入した後に、i に -20 を代入し、 i の新しい値も表示するようにサンプルプログラムOKadai051201.javaを修正しなさい。 j の値は最後に表示する。尚、この時、j の値は変更されないように注意しなさ い。

    OKadai051201(修正後)の実行例

    i の値は 10
    i の値は -20
    j の値は 10
    

  2. 下記のサンプルプログラム(例題4)を参考に、課題に回答せよ。
    例題4
    /*
       プログラム名: OKadai051202.java
       作成日: 2014/05/12
       作成者: ここには自分の名前を書く
    */
    public class OKadai051202 {
        public static void main(String[] args) {
            int i = 10; // int型変数 i を宣言し、10 を代入
    
            System.out.println("i の値は " + i); // i の値を表示
    
        }
    }
    
    Javaの変数には様々な型がある。int型やlong型は整数型、float型やdouble型は浮動小数点型、など。
    float型の変数には、int型の値を代入することが出来る。
    上記例題4を参考に、float 型変数 f を宣言し、i の値を代入しなさい。そして、f の値も表示するようにサンプルプログラムOKadai051202.javaを修正しなさい。

    OKadai051202(修正後)の実行例

    i の値は 10
    f の値は 10.0
    

  3. サンプルプログラム(例題5)を参考に、課題に回答せよ。
    例題5
    /*
       プログラム名: OKadai051203.java
       作成日: 2014/05/12
       作成者: ここには自分の名前を書く
    */
    public class OKadai051203 {
        public static void main(String[] args) {
            double d = 2013.0512; // double型変数 d を宣言し、2013.0512 を代入
    
            System.out.println("d の値は " + d); // d の値を表示
    
        }
    }
    
    double型は、float型よりも大きな値を取ることができる浮動小数点型である。
    整数型のintに doubleやfloatなどの浮動小数点型を代入する場合、小数点以下は切り捨てられるため、そのままでは代入が出来ない。このように、精度が落ちる代入を行う場合、キャストを行う必要がある。
    上記例題5を参考に、int型変数 k を宣言し、その変数に d の値を代入しなさい。そして、k の値も表示するようにプログラムOKadai051203.javaを修正しなさい。

    OKadai051203(修正後)の実行例

    d の値は 2013.052
    k の値は 2013
    


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