パスワード


目標

  1. パスワードを変更できること

目次

パスワードの変更の前に

次の注意を理解してから,自分の新しいパスワードを決定しておいてから,パスワード変更手続きを始めること.

パスワードはメモに残しても,他人に教えてもいけない. そして定期的に変更すること. こうしたパスワードの自己管理ができない人は,コンピュータネットワークを利用してはいけない.

悪いパスワード
・自分の名前 ・両親の名前 ・ペットの名前 ・親しい友人や同僚の名前 ・好きなキャラクタの名前 ・先生の名前 ・よくある人名 ・使用しているOSの名前 ・コンピュータのホスト名 ・自分の電話番号 ・車のナンバー ・健康保険証の番号の一部 ・だれかの誕生日 ・用意に入手できる自分に関する情報 ・ユーザ名の形式を変えたもの(全部大文字とか2回重ねなど) ・英語の辞書にある言葉 ・日本語の辞書にある言葉 ・外国語の辞書にある言葉 ・地名 ・固有名詞 ・全部同じ文字(例:aaaaaaaa) ・キーボードの並びをそのまま使ったもの(例:qwerty) ・以上のパスワードの綴りを逆にしたもの ・以上のパスワードの前後に数字を1つ付けたもの

良いパスワード
「UNIXセキュリティ(PRACTICAL UNIX SECURITY, O'Reilly & Associates,Inc)」より一部修正して引用
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パスワードの変更

重要: 以下に説明するパスワード変更コマンドは、本学情報 教育システム固有の設定であり、Linuxで一般に利用されるコマンド名では無い点に注意せよ.

ktermウィンドウに次のようにパスワード変更のコマンドを入力する (&をつけないことに注意せよ).
% passwdch
パスワード変更の手続きの流れは次のようになっている.
login: j13987jt
Password: ********
パスワード変更をします.
新規パスワードを入力して下さい.
新規パスワード: ********
新規パスワードの再入力: ********
パスワードの変更要求を受け付けました.
パスワードの変更は

        翌日から有効になります.

新パスワードでログイン出来ない場合は,
旧パスワードでのログインをお試し下さい.
Enterキーを押すと終了します.
上のようにして画面の指示にしたがって現在のパスワードを入力し (********の部分.画面にエコーされない), さらに新しくパスワードとしたい文字列を入力し,確認のためさらにもう1回入力する. 2回の入力文字列が一致しないと新しいパスワードにはならない.
Windows端末システムとLinux端末システムはそれぞれOS固有のパスワード管理システムのもとで稼動しており, 本来ならばこれらの端末にログインするために独立した2つのパスワードを使う必要がある. この場合,システムの利用者はログインする端末システムに応じて2つのパスワードを使い分け, しかもセキュリティ維持のためにこれらを定期的に更新するという煩雑なパスワード管理を行わねばならない.

そこで情報教育システムではシステムの利用者の便宜を向上させるために,WindowsとLinuxのこれら端末システムのパスワード管理を統合して一元化する高次システムを導入することによって, どちらかの端末システムの新パスワードが両方の端末システム共通のパスワードとして反映される仕組みを用意した. こうして,Windows端末でパスワード変更したとしても, Linux端末から変更した新パスワードでログインすることが可能になる.
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パスワード変更の反映時間

パスワード変更はWindowsまたはLinuxシステムのどの端末から行ったとしても, 変更したパスワードは両方の端末システム共通の新パスワードとして設定され, これが情報教育システム(edu.tuis.ac.jpドメイン)の新しいパスワードとしてシステム全体に自動的に反映される.

ただし,新パスワードがシステム全体に反映されるのは,パスワード変更の操作を行った翌日となる. パスワード変更した翌日以降に新パスワードでシステムにログインできることを必ず確認すること.

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確認事項



mizutani
ohmi@rsch.tuis.ac.jp (加筆修正 2002年4月15日)
mackin@rsch.tuis.ac.jp (加筆修正 2003年4月2日)