標準入出力

演習詳細

標準入出力

演習の達成目標

「+」で結合した文字列を標準出力に表示できる。
「+」で結合した文字列とint型変数を標準出力に表示できる。
標準入力からint型整数値を取得できる。

オプション課題

オプション課題(1, 2, 3)

オプション課題１

下記サンプルプログラムを参考に、課題に回答せよ。
例題３
```
public class Sample051601{
    public static void main(String[] args){
        System.out.println("100 + 20 =" + "100" + "20");
        System.out.println("100 + 20 =" + 100 + 20);
        System.out.println("100 + 20 =" + (100 + 20));
        System.out.println(100 + 20 + " = 100 + 20");
    }
}
```
上記例題３は、文字列を「+」演算子で結合する例である。(このサンプルプログラム Sample051601.java を入力して実行結果とプログラムを比較してみよ。)
文字列「+」文字列の場合には、単純に結合される。
int型整数値などの数値と文字列が「+」演算子で結合される場合、数値が文字列として扱われ、その文字列同士を結合する。
二つの数値を「+」演算子で演算する場合は、通常の足し算が行われる。
また、カッコを使わない場合、演算子は左から順に評価される。

以下のサンプルプログラム
```
/*
  プログラム名: OKadai051601.java
  作成日: 2016/05/16
  作成者: ここには自分の名前を書く
  概  要:文字列と整数の結合を用いたサンプル
 */
public class OKadai051601{
    public static void main(String[] args){
        int a = 100;                        //整数型変数 a を 100 で初期化
        int b = 20;                         //整数型変数 b を 20 で初期化
        System.out.println("a+b=" + a + b); //文字列と整数型変数を結合したい
    }
}
```
で、a+b=120と表示して欲しいがうまくいかない。うまくいくようにサンプルプログラム OKadai051601.java を修正せよ。ただし、変数 a と b を用いること。直接 120 という数値を用いてはならない。

オプション課題２

下記サンプルプログラムを参考に、課題に回答せよ。
例題４

/*
  プログラム名: OKadai051602.java
  作成日: 2016/05/16
  作成者: ここには自分の名前を書く
*/
import java.io.*;
public class OKadai051602 {
    public static void main(String[] args) throws IOException {
        BufferedReader buf = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
        String s;
        int x,y;

        System.out.println("数値1を入力せよ");
        s = buf.readLine();
        x = Integer.parseInt(s);

        System.out.println("数値2を入力せよ");
        s = buf.readLine();
        y = Integer.parseInt(s);

        System.out.println("x is " + x);
        System.out.println("y is " + y);
    }
}

上記例題４では、標準入力(キーボード)から数値を二つ読み込み、その数値を標準出力(ディスプレイ)に出力する。
Integer.parseInt()メソッドにより、標準入力から読み込んだ文字列 s を数値に変換している。
(x = Integer.parseInt(s); の行)

標準入力(キーボード)から整数値を2つ入力すると、その2つの数値を足し算して標準出力(ディスプレイ)に表示するようにサンプルプログラム OKadai051602.java を修正せよ。

OKadai051602(修正後)の実行例

$ java OKadai051602
数値1を入力せよ
10
数値2を入力せよ
20
10 + 20 = 30
%

オプション課題３

下記サンプルプログラムを参考に、課題に回答せよ。
例題５
```
/*
  プログラム名: OKadai051603.java
  作成日: 2016/05/16
  作成者: ここには自分の名前を書く
*/
public class OKadai051603{
    public static void main(String[] arg){
        int a, b, h, S;

        a = 1;
        b = 3;
        h = 5;

        S = (a+b)*h/2;

        System.out.println("上底=" + a + ", 下底=" + b+ ", 高さ=" + h);
        System.out.println("面積=" + S);
    }
}
```
上記例題５は、上底a, 下底b, 高さhを整数で入力し、そのときの台形の面積Sを計算し、標準出力(ディスプレイ)に出力するプログラムである。

上記のサンプルプログラム OKadai052503.java を、「標準入力(キーボード)から上底 a ，下底 b ，高さ h をそれぞれ整数値で入力させ、そのときの台形の面積 S を計算し標準出力(ディスプレイ)に出力」するように修正せよ。
a=1, b=3, h=5と入力しS=10となることを確認せよ．

mackin