Flashは、RIAの可能性を広めた優秀なWebコンテンツである。しかし現在では、その活躍の場が後退している。その背景には、脆弱性による危機やユーザビリティ・アクセシビリティの問題が見られた。しかし、制作ソフトとしてのFlashは非常に有能であり、Flashはその特徴を活かし、ユーザーをいかに満足させるかで勝負できるゲームやアニメーション・教材等で強みを出すべきであるとの結論に至った。また今後の課題として、FlashPlayerの脆弱性の対策と、パブリッシュ機能の強化が挙げられた。