児童を対象とした音に関する教材を作れないかと考え、Pure DataとGEMを利用して、画像の色に反応し特定の音を再生させるプログラムを構成した。また、ユーザーが好きな画像に好きな音を簡単に割り当てられる一種のツールとしても利用できるよう、扱いやすい設計に留意した。
画像データと音声データを用意すれば誰でもオリジナルのプログラムが構成可能である。プログラムの構成は、特定の色に音声データを割り当て、画像から色を読み取り、色情報に応じて対応した音が再生される、というものである。これにより、例えば「猫」の絵を押すと「ニャー」と鳴くような児童向けの教材になるプログラムをつくる事ができ、音楽演奏等にも応用が可能である。