概要
・POV-Rayの使用方法を簡潔にまとめる
・現在の自分自身のレベルまで簡単にたどり着けるようにする
・自分自身が培ってきたPOV-Rayの技術をあとの人のために残し、あとの人たちが、自分が今作れる作品以上のものを作れるようにする
動機
・自分自身が今の段階に至るまでに3年を要したため、自分の今の段階までに簡単にたどり着くことができたならば、作品を作るための時間に多くを費やすことができるだろうと考えたから
・自分は創作能力が高くないので、自分で作品を作るよりも自分が持っている技術をあとに残し、創作能力が高い人が現れた時にその人がなるべく作品を作る時間に費やし、傑作を作って欲しいと考えたから
方法
・自分自身がどのような場所で疑問に思ったか、またどのような場面で、作品を作る際につまずいたかなどを徹底的に突き詰める
・これから進めていくなかで出来るかもしれない応用方法を考え実践し、それらもすべて残していく
・自分自身だけではなく、周りの人たちの意見を聞き、その人たちがどのような場面で疑問に思ったか、またつまずいたのかを調査する
・4年前期で1年を対象にした授業と、2年以上を対象にした授業のSAをやるので、その際の質問などで、どのような場面での質問が多かったかなどを調査する
・ひとつの段階が終わるたびに少しでも多くの人に確認してもらい、その内容がわかりやすく簡潔にまとめられているかを確認する
・すべてが終わった際に、POV-Rayとあまり縁のない人に見せ、実践してもらい、内容がしっかりと理解されているかを確認する
内容
1、 基礎編1
・Pov-Rayのプログラム方法を知ること
・三次元座標の構造を理解し、カメラ、光源、物体の基本的な構成ができるようになること
・基本的な物体の組み合わせにより、簡単な作品を作ることができるようになること
(1) 三次元座標について
(2) カメラ、光源
(3) 基本的な物体
(4) 色、背景1
2、 基礎編2
・物体の演算、移動、回転、収縮など、プログラムをする上で便利な機能を覚えることができるようになること
・物体を様々な色彩や模様を飾ることができるようになること
(5) 物体の演算
(6) 物体の移動、回転、収縮
(7) マッピング
(8) 色、背景2
3.応用編
・変数や構文を使い、様々な表現をできるようにすること
・アニメーションを作れるようになること
(9) 変数
(10) 繰り返し構文
(11) IF構文
(12) switch構文
(13) アニメーション