・目的
この論文の目的は、ロック・ミュージシャンの<ライブ会場>の中の雰囲気というものを作り上げる方法や、そのために必要となるものは何であるのか、アーティストとオーディエンスの相互関係とはどのようなものであるのかということを明らかにしていくことである。
・概要
まず、なぜオーディエンスが数ある娯楽の中から<ライブ>を選ぶのかということを考え、次に<ライブ会場>の雰囲気を作るために重要であるBGMやMCの他にアーティストの地位について考察した。
さらに、どういった要素があってオーディエンスはライブへ行き、行動するのかについて考察していくなかで<先導>と<扇動>について論じた。
・結果
今回、このテーマで研究をして単なる娯楽の一つとして考えていたライブは社会的に位置づけができるものだということがわかった。