本稿は、Webサイト上における動的コンテンツの有用性について明らかにするとともに、消費者の商品購買いにおける動的コンテンツの利用心理ついて調査し考察する。
近年、インターネットの普及に伴い、様々な企業がネットワークビジネスに力を入れている。それにより、他社との差別化を図るためWebサイトにおけるさまざまな努力が垣間見ることができる。そのなかで、動的コンテンツについてとりあげた。
アンケート調査により、動的コンテンツの利用度は高いということが明らかになり、同時に実物を見ずに容易に商品についての情報が得られる利点、商品の情報量が少ないという欠点も見えてきた。
本論文では、商品購買における動的コンテンツは消費者にとってどのような意味、価値を持つのかを検証していく。さらに、先行研究を踏まえ、消費者の商品購買における動的コンテンツの利用心理について調査及び考察する。