展示会場において距離センサーを用いて、放送案内で来場者を誘導する装置を設計した。今回の実例では展示物を4つとしそれぞれにセンサーを配置し、センサーが来場者との距離を検知し一定の距離に近づくとセンサーが反応し、放送案内が流れる仕組みにした。
距離を測定する機器には赤外線を用いた距離センサーを用い、センサーから出力される電圧値に反応して放送案内を再生するプログラムを組んだ。距離センサーから入出力を行うインタフェースにはArduinoを用い、プログラムにはPureDataを用いて実装した。
このようにして、来場者はスイッチを操作せずに次の案内へと誘導することができるので、展示会場での来場者の流れを円滑にし、展示物への関心を深めてもらうことができる。