音楽業界と違法ダウンロード・配信について [東京情報大学] [情報文化学科] [平成26年度卒業研究概要集] [平成26年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
茨木 正治 ゼミ 平成26年度卒業論文
音楽業界と違法ダウンロード・配信について
瀬戸山 匡祐

2004年から音楽業界の売り上げは徐々に下降し衰退している。その際、パソコンやモバイル端末の違法配信や違法ダウンロードが問題となっており、個人で楽しむことすら違法行為となってしまう可能性が出てきた。

上記を理由に違法ダウンロード・配信が蔓延した原因や対策を考察した。

方法としてまず、自分自身が違法配信や違法ダウンロード問題を考え、それが言われるようになった理由をいくつか挙げ、それを切り口として調べる。切り口を元に対策について調べる。要因として自分なりに考えたのは以下の通りである。

・インターネットの普及によりCDが簡単にコピー可能になったこと。

・商業用CDから音楽をデジタル化し、インターネットで配布・交換が可能になったこと。

・便利を追求したソフトの普及

・法律の適用

結果は違法配信に対して、日本レコード協会が著作権保護・促進センターを設置したり、監視システムの J-MUSEがあったり違法配信に対する目は厳しくなっているが音楽産業は今も衰退していることが分かった。

結論として、取締は厳しくなったが未だに違法配信は多く存在し、利用している人も後を絶たないので、根本的になくすことは難しい。また、今後、音楽産業のはCDをコレクションしているコアなファンがいる限り音楽産業そのものはなくならない。