視覚印象を用いた二次元アニメーションの実践研究 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成25年度卒業研究概要集] [平成25年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
安岡 広志 ゼミ 平成25年度卒業論文
視覚印象を用いた二次元アニメーションの実践研究
領塚 勇人

映像メディアが普及する以前から舞台演劇の中では、位置に着目した「上手・下手」という原則が存在している。この「上手・下手」といった原則は、今日の二次元アニメーションの中でも演出という形で継承されており、キャラクターの位置や向き、動き方によって映像を見る者に心理的な影響を与えている。本論文ではこの「上手・下手」の原則が人に与える演出効果を視覚印象と称して取り上げる。

上手・下手の解説から始まり、二次元アニメーションにおける視覚印象は、アニメーションを見る者に対してどのような効果を与えているのか、期待される演出効果や実例をまとめ、それを活用して実践研究を行った。