本研究は、ネットショッピングの現状や今後の課題を分析し、利用者の動向や心理について調査し考察する。今日では興味のある商品を検索エンジンにかけ、購入者は商品情報を簡単に得ることができる。更に、商品の情報を知った上で即時購入が可能な利便性の高いネットショッピングが普及している。消費者は外出し商品を選び購入するのでなく、自宅のパソコンや出先にスマートフォンなどで商品の画像や評価から選び購入し、自宅に配送されるという画期的な形式である。その為利用者が多く、年々利用者数は増加している。一方、利便性の中には個人情報漏えいという危険もある。今年では大手サービス会社がオンラインショッピングに不正アクセスを受け、登録ユーザーの情報が漏えいしていた。利用者が多くなる中で、徹底した個人情報の管理が大きな課題になっている。気軽に利用できる便利さの裏にある情報漏えいなどの落とし穴も含め、本論文では大手ネットショッピングサイト「Amazon.co.jp」について利用者の実態調査及び考察をする。