ジーンズによる地域活性化の試み-岡山県倉敷市児島の場合- [東京情報大学] [情報文化学科] [平成25年度卒業研究概要集] [平成25年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
柴 理子 ゼミ 平成25年度卒業論文
ジーンズによる地域活性化の試み-岡山県倉敷市児島の場合-
光田 圭太

児島のジーンズは世界から注目されている。なぜ決して大都会とは呼べない瀬戸内海に面した岡山県倉敷市児島が日本のジーンズの発祥の地となったのかに興味をひかれた。世界のブランドから今、数多くの注目を集めている児島であるが、そこに至る経緯が気になった。そこで児島の産業の歴史に着目してみることにし、そこから児島が日本のジーンズ発祥の地となった何らかの関連性があるのではないかと考えた。今日では誰もが着用し世代を問わず、我々の日常に密接しているジーンズではあるが、元々は労働着であった。それがなぜ普段着になったのかに至る経緯についても強い興味を持った。全4章立ての構成になっており、アメリカ・日本でのジーンズの発展するに至るまでの経緯、人々がどのようにジーンズと関わり、ジーンズが市民権を得るようになったのか、ジーンズの過去、現在、児島の産業の歴史、現在の児島のジーンズ産業や技術について取り上げた内容となっている。