日本が体験した第二次世界大戦、アジア太平洋戦争から戦後68年。今では平和な国家として先進国の地位を獲得するまでとなった。
しかし、今も世界では戦争や内戦、紛争は絶えない。戦争は外交の一種とは言うが一人個人の身になれば「自分が死ぬかもしれない」、「大事な人が死ぬかもしれない」そのような危険性があるのにもかかわらず、人々はなぜ戦いをしたくなるのか。
多数派が多いからこそ戦争というプロジェクトが進行するわけで、それを煽るのは今日我々が生活をするにあたって必要不可欠な存在になったマスメディアが戦争へ誘導しているのではないか、と私は考えるようになった。
マスメディアが一般世論にどう影響を与えるか過去から現代までの大戦などから、マスメディアと戦争の関連性を考察したいと思う。
なお、この論文はマスメディアを真っ向から否定しているのではなく、あくまでも「関連性」について調べ中立的な観点で論じている。