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小宮山 隆 ゼミ 平成24年度卒業論文
ソーシャルゲームについて
三橋 純岐

今の世の中携帯電話をもっているかと尋ねれば、10人が10人持っていると答えるほど携帯電話は浸透している。今その携帯電話を利用してある業界がとても盛り上がっている。ソーシャルゲーム業界である。ちょっと前からテレビでコマーシャルをよく見かけるようになったと思っていたら、いつの間にかものすごい勢いで発展しており、その中の企業の一つが今ではプロ野球球団のオーナーにまでなっているというのだから驚きである。

ソーシャルゲームとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)通称「SNS」と呼ばれる、ネット上で人と人とがコミュニケーションを行う会員制のコミュニティサイトで提供、配信されているオンラインゲームやブラウザゲームのことである。携帯やスマートフォンを通じて短時間で気楽に遊べることから急速に広がった。ただ、急速な普及の理由はそれだけでないこともよく知られている。多くの人をひきつけるシカケが巨額の収益をもたらすシカケでもあり、様々な問題や事件の原因でもある。

現在は、ソーシャルゲーム業界が自粛することで小康状態にあるが、実際にこれらのゲームに「はまった」経験を持つ人たちからの聞き取りをふくめ、今後、これらのゲームがどのようにあるべきかを考察した。