社会調査の構成性とリスク対策 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成24年度卒業研究概要集] [平成24年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
茨木 正治 ゼミ 平成24年度卒業論文
社会調査の構成性とリスク対策
曳地 勇氏

企業が行う社会調査に対して、企業側のメリット・真意を見抜けているのか。また、回答した先の情報に対するセキュリティはどうなっているのか、回答後のデータは正確なものとして信頼に値するものか。社会調査の基礎となったものから、情報の漏洩の危険性、紙面アンケートから他媒体への進化の流れ、最近では主流となってきているWEBアンケートを混じえ、考察していく。主にWEB資料や書籍を参考文献として扱い、求めている答えに必要なものをまとめていき、必要なものを更に抽出していった。結果、社会調査を行うメリットを企業側の視点から見つけることができた。また、回答後のデータの正確性については、社会調査を行う手法が目的別に変化し、それによって母集団が変わることから、正確に信頼できるデータというものを認識するのは自分の目ということを知ることができた。しかし、情報漏洩に対するリスク対策については、研究前の情報から考えを広げることができずに終わってしまった。今後の課題としては、情報漏洩についての問題をもっと集中的に研究し、自分なりの答えを導くことを目標としたい。