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茨木 正治 ゼミ 平成24年度卒業論文
携帯電話のいらない世界
中村 誠

現在、携帯電話はあたりまえのように使われている。なぜ使うのかをあまり考えずに使っているように見える。そこで、携帯電話がなくてもどうやったら友達や家族・会社の人々たちに連絡のやりとりができるようになるのかを考察した。

次の手順で、自ら実験を1か月実施し、携帯を使っていた時とどんな違いがあるかを比べてみた。

1、アップル社から発売されたIpod Touch という者をまずは用意する。

2、一番廉価な月額で2999円のモバイルルーターを購入する。

3、IpodTouchからスカイプやLINEなどの無料で通話やチャットができる登録料無料のアプリをダウンロードする。

その結果、モバイルルーターの値段だけでネットができスカイプで通話が無料・使い放題になった。スカイプ同士で通話すると通話料は何時間話しても無料でありチャット機能やファイル送信機能もある。メールがしたい場合はYAHOOメールなどの無料でメールができるサイトを利用すればメールもできた。携帯だと月々通話やパケット代の料金などで1ヶ月平均1万ぐらい使っていた、がモバイルルーターだと1ヶ月2999円とかなり安い値段で済んだ。

課題として、そもそも、こうした機器を使わずに他者とコミュニケーションしたり、情報を手見入れたりすることも、比較の点からいって必要打と感じた。また、こんなに費用に差があるのに、なぜ他の人たちは携帯をやめないのだろうかという問いが生まれたので、これからは、こうした2点を明らかにしていきたいと思う。