競馬のイメージ形成について‐競馬はおじさんのスポーツ?‐ [東京情報大学] [情報文化学科] [平成24年度卒業研究概要集] [平成24年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
茨木 正治 ゼミ 平成24年度卒業論文
競馬のイメージ形成について‐競馬はおじさんのスポーツ?‐
大野 将光

長年国民の多くに親しまれている「競馬」。一方で競馬のイメージについて聞くとマイナスなイメージの回答が返ってくることが多い。何故そのようなイメージが生まれたのか、メディアと関連させて研究していく。

方法は、新聞、テレビ、インターネットなどのメディアから資料を集めて、その資料を基にまとめていく。

内容は大きく分けて三つに分かれていて、「日本の競馬の歴史」、「競馬についてのメディアの歴史」、「競馬とメディアの現状」である。「日本の競馬の歴史」では江戸幕府の開国に伴い、外国人によって導入された「競馬」が始まりで、明治時代より政府公認の「競馬」となった。戦争時も競馬が行われていて、意外にも戦時中にもかかわらず「好況」である時代もあった。戦後二度の「競馬ブーム」により国民的な「娯楽」になったと考えられていたのだが………。「競馬についてのメディアの歴史」では競馬とメディア最大の出来事、二度の「競馬ブーム」から競馬とメディアの関連性、メディアの働きと力の大きさについて言及していく。「競馬とメディアの現状」ではメディアの問題点を、実際にあったレースの報道を基に考え、またメディアだけでなく競馬側の問題点についても触れていく。

全体的にデータが少なく、説得力に欠ける内容になってしまったので、さらにデータを集めて、多くの方に理解してもらえるような論文にしていくことが今後の課題である。