ビジュアルプログラミング言語Pure DataとフィジカルコンピューティングプラットフォームArduinoを用い、鉛筆を使って音を表現する装置を作った。筆跡の長さによって抵抗が変わることを利用して、抵抗値を音の高さに変換している。あらかじめ鉛筆で塗りつぶされたいくつかのテンプレートを用意し、それをなぞることにより音の高さの変化が生まれ、メロディーを表現することが可能になった。しかし、筆跡による炭素の付着の仕方で通電が不安定になることから楽器として利用するためにはさらなる改善が必要である。