音楽媒体の始まりとされる蓄音機から現在までの音楽媒体の変化をたどり、媒体の変化が音楽市場に与えた影響について調べた。
大学に入ってよく音楽を聴くようになり、CDを購入する機会も増え、音楽市場について興味を持ったことがきっかけで論文のテーマとした。
まず初めに、音楽媒体は現在までどのように変化してきたか。一番初めに誕生した媒体である「蓄音機とレコード」から「カセット・テープ」へ。続いて、「CD」や「MD」、そして現在最も多くの人々が利用している「mp3プレーヤー」へと、よりコンパクトで扱いやすく、高音質で楽しむことができる媒体へと変化してきた。
その変化とともに音楽市場も大きく変化した。レンタルCD店はwebによる音楽配信の影響によりその店舗数を大きく減らしている。またCDの売上も著しく減少し、ミリオンセラーとなる作品も全盛期に比べると極端に減っている。
こうした音楽市場の変化と音楽媒体の変化の、相互の関連について考察した。