ポータブルゲーム機は現在、第八世代。今までにどのようなゲーム機が発売されどのように変化してきたのか。
白黒の画面がカラー液晶になり、今では画面に触れて操作をしたり3D映像を見ることが可能になってきている。
任天堂は1980年代にゲーム&ウオッチ、1989年にゲームボーイを発売し、それが進化を遂げて裸眼で3D映像を見ることのできる3DSにまで進化している。
SECも任天堂に対抗してポケットステーションを発売するが普及には至らず、後世代機においては採用されていない。
PSPはローンチはDSに出遅れたものの、国内市場においてはキラーコンテンツに恵まれたこともあって、コアユーザーを中心に支持を得ることに成功、任天堂のハードが一人勝ち状態であった前世代までとは違い、ライバルハードとしてかなり善戦している。
また、テレビゲーム業界では、特に映像表現に関わるハードウェア技術の進歩に伴って映画的表現の傾向が強まるなどしたが、全体的にゲームが画一的、マンネリ化状態に陥って、ゲーム人口も減少傾向にあった。
ニンテンドーDSはその傾向に歯止めをかけ、タッチスクリーン、音声認識などの斬新な操作方法でゲーム人口の拡大を進め、新たな層の獲得にも成功した。
このようなポータブルゲーム機の展開をたどるとともに、今後についても展望した。