サブカルチャーからの麻雀の文化発展の考察 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成23年度卒業研究概要集] [平成23年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
茨木 正治 ゼミ 平成23年度卒業論文
サブカルチャーからの麻雀の文化発展の考察
内山 壱浄

麻雀は比較的最近まで、"ツキ"や"流れ"と言った、抽象的な概念を本気で信じる様な文化を持つ競技だったが、数年前から筋の通った理論の方が重視される様になった。更に競技の性質的な見方の変化等もあり、ここ数年で麻雀の性質が様々な面から大きく変化した。なのでこの急激な変化の数々が、何故起きたかを考察する事にした。

具体的な研究方法は、麻雀がどんな変化を起こしたか、実際に事例を挙げ、その変化と原因を、インターネットを使って調べられるだけ調べるという方法を取った。それを行なったところ、アニメ・漫画・ゲーム・テレビ等とのメディアミックスや、パソコンの導入等が主に変化の要因となっている事が分かった。

以上の事により、麻雀が変化した要因は、麻雀を取り巻くサブカルチャーの発展の影響が主だという考察結果に至った。

今後の課題は、今回資料不足で調べ切れなかったソースの部分を、より詳しく書く事とする。