家電製品の消費者購買動向における一考察 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成22年度卒業研究概要集] [平成22年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
安岡 広志 ゼミ 平成22年度卒業論文
家電製品の消費者購買動向における一考察
橋谷田 将伺

まず、一口に家電製品と言っても様々な種類がある。

エアコンや、電子レンジや携帯電話など、今の生活になくてはならない物からipodやタブレット、サブウーファーなどの趣味として使用している物もある。

また、人によっては気に入っているメーカーのものしか買わない人なども多々いる。

日本国内の白物家電(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、掃除機等)ではパナソニックが高シェアを占めており、次に東芝、三菱電気、日立と並んでいる。これら日本の主なメーカーの需要が現在政府が発行している「エコポイント」によって後押しする可能性や、2008年以降から長期的な需要があるとされている薄型テレビの地上デジタル化に伴う売り上げ、またこれらの価格競争による海外メーカー(LG電気、サムスン電子、フィリップス等)の日本進出、

そして性能はほとんど変わらないが、海外のメーカーよりも日本のメーカーを選ぶ日本人の考え等がある。

一例として、私が家電製品を紹介しているwebサイトを閲覧している時に見つけたレビューを載せて見る。「この製品は他の商品とは遜色なく使用できます。しかし、この製品を扱っている会社が外国の会社なのでどうしても日本製がいい人、もしくは友人に教える際の日本製ではないという事のパンチのなさは残念ながらあると思います。しかし値段もこちらの商品のほうが安いので特にこだわりがないようならこちらの商品をオススメします」と言ったものである。

本論文ではこれらの上記で述べた事以外に現在の家電業界の過去の推移やこれからの家電業界がどのようになるかを考察した。