「webサイトにおけるユーザビリティ及びアクセシビリィの考察及び、企業webサイトの調査」 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成22年度卒業研究概要集] [平成22年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
安岡 広志 ゼミ 平成22年度卒業論文
「webサイトにおけるユーザビリティ及びアクセシビリィの考察及び、企業webサイトの調査」
井上 智明

現代社会においてインターネットとはテレビやラジオ、雑誌や新聞などのマスメディアと肩を並べるか、もしくはそれ以上にまで成長を続け、現代社会において必要不可欠な存在となった。インターネットは1990年代後半から急速に普及し、現在ではwebサイトやブログ、掲示板などの存在が当たり前となり、それらを利用することにより情報を発信することや、情報を得るということが容易にできる時代となった。

インターネットの普及により利用者が増加し、それに伴いwebの技術などは日々成長を続け、新たなものが次々と生み出されている。webサイトを見てみてもデザインにこだわりレイアウトや色彩、画像や写真の使用、Flashを用いたwebサイトなど多種多様である。

また、現代社会において企業がwebサイトを所持するということが当たり前の時代となり、それらを利用することで誰でも簡単にその企業に関しての情報を得ることができ、企業側からしてもwebサイトの存在が広告としての役割も果たしているのである。テレビなどのCMなどでも「詳しくはwebで」「○○で検索」といった言葉をよく聞き、見るようになった。こういったことからwebサイトの存在は利用者に対し情報を発信する重要な役割を果たしていると言える。

また、企業のwebサイトは利用者に対して印象づけるため、デザインにこだわっている。しかし、デザインだけを重視し「かっこいい」や「かわいい」といったことだけでは利用者も頻繁に利用することはないであろう。利用者にとって知りたい情報をいかにわかりやすく提供するかということがwebサイトにおいて最も重要なことなのである。そういった点から企業のwebサイトはデザインにこだわるだけでなく、ユーザビリティやアクセシビリティといった点に関しても十分に意識し、男性や女性、若者からお年寄りまでに利用しやすいと思われるwebサイトでなければならないのである。