本論文のテーマである。「ジャンヌ・ダルク」はフランス中世の時代に現れ、13歳の時に神の声を聴き、その後、17歳でイギリス軍からオルレアンの街を解放し、王太子をフランス国王に戴冠させるなど、輝かしい功績を残したが、のちにイギリス軍に捕えられ最期19歳の若さで短い生涯を終えた。
本論文の目的はジャンヌ・ダルクがなぜ、イギリス軍から魔女として恐れなれ火刑にされた原因とジャンヌ・ダルク死後の裁判でジャンヌ・ダルクは魔女を取り消され、カトリック教会から聖女の称号を与えられたのか、その真実を調べる事が目的である。研究資料の多くは「高山一彦」氏の資料を参考に書いた論文である。