Puredataという音響情報処理ソフトを用い、高等学校の教科・情報の授業で利用できる教材を作成した。
今回の研究で扱ったのは、高等学校の教科情報の教科書(日本文教出版)、「情報のディジタル化」という節の中の「音のディジタル化」と言う部分である。この部分では音をディジタル化するための知識・方法が書かれている。そもそも音がどのようなものであるかを理解させるためには、その示された音の波形を聴いて体験する事が不可欠である。
そこで、音響情報処理ソフト・PureDataを使用し、教科書に載っている「音の3要素」の図について、実際にそれらの要素の変化を視覚的に見せ、その変化によって音がどのように変化するか、ということを聴覚でも確認できる教材を作成した。
授業において今回作成した教材を利用すれば、生徒の学習へのモチベーションを向上させる事ができると考えられる