CdSセルを用いた音の表現方法の研究 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成22年度卒業研究概要集] [平成22年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
小泉 宣夫 ゼミ 平成22年度卒業論文
CdSセルを用いた音の表現方法の研究
小出 周平

硫化カドミウム(CdS)セルとは当たる光の量に従って抵抗値が変化する素子である。

本研究では、これを用いて明るさの数値の範囲によって流れる音楽を変えるという、光の情報を音の情報に変換する装置を作り、その場の雰囲気に合うBGMが流れる事で生活環境をより豊かにするということを目的としている。

装置はフィジカル・コンピューティングボードのArduinoを用いてCdSセルで明るさを検出し、流れる音楽の制御にビジュアルプログラミング言語であるPureDataのパッチを作製して使用した。

研究の結果、実用できる物が作れるということがわかった。明るさの数値を調整すれば時間帯によって流れる音楽を変える事が可能であり、測定する場所を屋外にすれば天候によっても変える事が可能である。