アニメ社会現象としての因果関係と考察 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成22年度卒業研究概要集] [平成22年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
小宮山 隆 ゼミ 平成22年度卒業論文
アニメ社会現象としての因果関係と考察
西田 研希

アニメは今や社会現象と言えるほど多くの支持を集め、次々と新作が世に出ている。なぜ、これほどアニメが人気を集めているのか、その理由に興味をもち、歴史的な観点からも考察した。アニメの人気を語るうえで、1964年の東京オリンピックに始まるカラーTVへの移行の影響を欠かすことはできない。これを皮切りにその後、人気作品が次々と現れることとなった。

カラーTVの普及をアニメ人気興隆のメルクマールとすることができるように、その後も、出版+放映+関連グッズの販売を組み合わせたメディアミックスと呼ばれる展開など、いくつかのメルクマールとなる事象を指摘することができる。最近のネット上への展開もふくめ、アニメが広く人気を集め社会に浸透していくうえで指標となる事柄について考察した。