2010年はスマートフォンにとって、そしてiPhoneにとって重要な年になった。
iPhoneが発売されて3年、スマートフォン市場の頂上に君臨し続けたiPhoneにとうとう好敵手、Android端末『XPERIA』が登場した。このXPERIAの登場を皮切りに続々とAndroid端末が発売され、iPhoneの立場が危うくなり始めた。インターネット上では早速両者の比較がはじまり、iPhoneの旗色はよくない。そんななかiPhoneも新型『iPhone4』が6月に発売された。前機種のiPhone3GSより遥かに性能がアップしたはずだったのだが、はじめからトラブルが発生、幸先がいいスタートとはとても言えなかった。そのほかにもiPhoneは様々な問題を抱えていることがわかった。
私はiPhoneの一ユーザーとして、そうしたiPhoneの「失敗」や「問題」がとても気になる。せっかくiPhoneを持っているのにそれが落ち目になっていくところは見たくない。なぜiPhoneが問題だらけになってしまったのか、これからどのようにしていけばその問題を解決していけるのかを調べ、これからiPhoneはどのように進んでいくべきかを考察した。