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小宮山 隆 ゼミ 平成22年度卒業論文
POSER7による3DCG動画作製
加藤 昂太

わが家でインターネットを楽しんでいた高校生の頃、私は2chの大型掲示板でよく使われるアスキーアート(AA)を使ったフラッシュがとても気に入っていた。殆どはテレビで見るアニメ程ではないが、個人がそれに近い動きのある物を作っているのはとても凄いことだと思ったのである。

時は進み、現在ではニコニコ動画やYouTube等の動画投稿サイトがCGアニメ制作の中心の一つとなっている。しかし、そのアニメの殆どは手描きの類(紙芝居の類は含まない物)で、制作者の絵の上手さによって「デキ」は大きく左右される。

高品質な絵を描くソフトや編集ツールを無料配布しているサイトもあるが、手描きによるアニメ制作は決して気軽に出来るものではない。2DCGでさえ難しいし、ゲームや映画で使われるような3DCGを使ったアニメの数は更に少ない。

そんななか、大学でゼミ配属が決まった後、POSER7というソフトを知った。グラフィックスは驚くほど綺麗というほどではないが、それでも十分高画質であり、少し操作に慣れれば割と簡単に3DCGアニメーションを制作することができる。まだまだ改良の余地はあるが、このPOSERが「成長」した先に個人で手軽に3DCG制作ができるかもしれない、といった可能性が感じられる。

そこで、現在手元にあるPOSER7を使い簡単な3DCGを作成し、現段階のPOSERでどれほどのものが出来るか、自分の手で調べてみた。

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