ドキュメンタリー作品『シンガポールへようこそ』の制作 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成22年度卒業研究概要集] [平成22年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
伊藤 敏朗 ゼミ 平成22年度卒業論文
ドキュメンタリー作品『シンガポールへようこそ』の制作
イップ・クン・ メイ

この作品は、シンガポール南部の観光島、"The Sentosa island(セントーサ島)"の魅力を紹介したドキュメンタリーである。

セントーサ島は、シンガポール本島の南、数100メートルの沖合いに浮かぶ島で、30年余り前までは軍事基地だったが、現在はレジャーアイランドとして、多くの観光客で賑わう。緑の多い島内には、様々なアトラクションが満載で、島そのものがテーマパークとなっている。

番組は、シンガポールの国の象徴、"The Merlion(マーライオン像)"の紹介から始まる。次にシンガポールの歴史・文化の展示館"Image of Singapore"を見る。続く、"Sentosa Nature Discovery"の道で、大自然の美しさに触れる。次に、シンガポールで最も高い"Tiger Sky Tower"から、本島や南の島々を360度見渡せること、また、"Sky Ride"では、周辺の景観が一望でき、大自然の景観を楽しめるということを紹介する。最後に、シンガポールは住みやすく、美食の天国であり、観光スポットも満点であることを強調し、「観光するなら迷わずシンガポールのセントーサ島へどうぞ」というナレーションで番組をまとめる。

この作品のテーマは、観光地としてのセントーサ島の多様な魅力である。美しい砂浜とヤシの木が生い茂るビーチ、博物館や多彩なアトラクション、マーライオン像などを楽しみつつ、一日のんびりと島を巡ることの楽しさを、美しい映像とともに伝えたいと思った。私自身も、取材を通じて、この場所の素晴らしさをあらためて知ることができた。

反省点としては、携帯性を考えて、軽量で小型の三脚を持って行ったものの、カメラのパンやティルトが想像以上に操作しづらくて、何度撮り直しても満足なカメラワークができなかったことである。三脚の役割の大切さがよく分かった。

この作品の制作を通して、観光地を映像で表現することの楽しさや難しさを知った。夏の空の下で、カメラを持って歩きまわる体力や、乗り物が来るのをじっと待ちかまえて撮ると忍耐力といったものも、大事な取材能力だということを再認識した。