私の所属する研究室では、年に2回春と夏にプロジェクターの測定を行っています。
プロジェクターの測定では輝度や色度などの放射画面の測定をメインに行っているのですが、それとは別にファンノイズと呼ばれるプロジェクターを起動させたときに起こる起動音の測定も行っています。
私がプロジェクター測定の時に携わっているのが主にファンノイズの測定です。
ファンノイズの測定は無響室という特別な部屋で測定を行っていますが、測定者が騒音計と同じ室内に入り、ディスプレイを確認することで、データを取得することもできますが、これでは測定時に余計な物音が立つ可能性があるため、より正確なデータを取るためには騒音計とPCをつなぎ、PCから直接的に騒音計を操作し、データを取る方法が良いと思われます。過去の卒業生の先輩が騒音計のリモート操作可能なプログラムを制作していたのですが、もっと簡単に操作できるようにするために操作性を上げたプログラムを制作することが私の研究目的としています。
そして私の卒業論文ではそれらに加え、無響室と呼ばれる特殊な部屋の詳細な説明や日常における音、騒音のことなどを織り交ぜながら論文を作成しました。