パソコンや携帯電話が普及し、誰でもWebサイトを閲覧できるようになった。
Webサイトも最初は論文を実際に手元に取り寄せなくても閲覧できるというものだったのが技術の進歩により画像、音楽、さらには動画まで見ることができるようになった。
また以前は一部の知識・技術を持った人々が情報を発信していたものが、Web2.0といわれるブログ、ソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)などを用いて誰でも情報を発信できるようになった。ブログやSNSでは発信者に対してコメントなどがつけられ一方向からの情報の発信が双方向になったのも特徴的だ。
現在ブログやSNSは数え切れないほど存在する。誰でも作れ、誰でも閲覧できるというそのスタイルからだろう。誰でも作れる、ということはデザインは製作者の感性に任されるということだ。それにより閲覧する人を考慮していないブログやサイトも多い。
Yahoo!などのポータルサイトは利用者が小学生からお年寄りまで幅広い年代層が利用するだけあってユーザビリティが重視されている。
そこでレイアウトや配色ごとにユーザビリティを向上させるためにどのような配慮がなされているかを実際のWebサイトを分析し考察する。