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小宮山 隆 ゼミ 平成21年度卒業論文
Poserによる表現の可能性
和知 利幸

大学生になって初めて知ったPoserの存在。その性能について1人でも多くの人に知ってもらい、「誰でも簡単に作れる」という観点から考察した。

そもそもPoserとは3DCGの1つである。Poserには、人や動物のフィギュアがあらかじめ用意されており、それにポーズをつけたりアニメーションを作ったりできるソフトである。3Dフィギュアとシーンをリアルにカスタマイズでき、LightwaveやMAYAなどのソフトと連携させることも可能であり、独自のオリジナルムービーを作ることもできる。 Poserは、顔やフィギュア自体のパラメータをいじるだけで簡単に変更することが可能だ。その他にも、フィギュアのポーズ、ライティング、カメラのセッティングが直感的に付け加えることができる。すぐに3Dフィギュアで何か表現したい人には最適なソフトだ。

Poserの弱点としてかなり能力の高いパソコンを使わないと、操作に時間がかかる。つまり重いということがある。また、収蔵されているフィギュアや衣服などは数が限られている。Poserはポージングをつけるのが主なので、パーツを1から作っていくことが出来ず、自由にフィギュアをつくることは難しい。また、人物以外のオブジェクトは作成できない。

Poserは、他のソフトに比べると比較的安価で、簡単に人物を扱った制作できることから、映像制作の現場でもしばしば利用されることもある。

このようなPoserの具体的な操作の紹介と、それによる簡単な「作品」の制作を行なった。