海外における日本アニメ・マンガについて [東京情報大学] [情報文化学科] [平成21年度卒業研究概要集] [平成21年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
小宮山 隆 ゼミ 平成21年度卒業論文
海外における日本アニメ・マンガについて
関 大輔

今、日本のアニメやマンガなどのポップカルチャーが海外では高く評価され、クール(かっこいい)なものとして、人気が高い。「ドラゴンボール」や「ポケットモンスター」はもちろん、日本ではちょっとマイナーな作品でも海外ではものすごい人気を博すものもある。オタクの聖地秋葉原には多くの外国人観光客を見かけることができるし、インターネット上には外国人による日本アニメ・マンガのサイトを多数見つけることが出来る。日本政府もマンガやアニメ、ゲームなどのコンテンツが国際的に競争力を持ち、期待のできる売り物であるとして、保護・育成する方針を打ち出し、2003年に「知的財産戦略本部」を設置した。このように、世界的に人気があり、商業的にも期待できる日本アニメ・マンガであるが、日本ではサブカルチャーとされ、決して表立って主張されるものではなかった。それがなぜ世界に広まったのか。また、今後アニメ・マンガがさらに海外に広まるためには、どのような課題を解決する必要があるのかを考察した。