私たちは日々マスメディアによって左右され続けている。情報化社会の世の中においてマスメディアの与える影響力あるいは役割というものは大きいのである。マスメディアは報道という形で私たちに情報を伝えている。そして、その報道に関して疑問や問題が起きている現状がある。
テレビの場合だとニュース番組のやり方や制作側の意図によってニュースは形、大きさを変えて得られる。新聞の場合だと内容によって記事の大きさを変えたりもする。ネットの場合だとあらゆる情報が速く多く、掲示板などによる意見交換がある。
しかし、本当に伝えなければいけないニュースとそうでないものが逆であったり、過剰なまでの報道の仕方であったり、制作側の利益だけのための考え方、報道による被害や悪影響、こういったことが私には見過ごすわけにはいかない問題だった。
また、報道において我々受け手と伝える送り手の目というのも重要である。それは、受け手による情報の見極めにもつながり送り手にとっては報道する側の在り方を問うことである。あと、日本を通して海外の報道姿勢についても見ていく。
本論文では以上のことについて述べてあり、私なりにマスメディアにおける報道の現状と問題点、そして報道の果たすべき役割と本来どうあるべきなのかを考えていきたいと思う。