宇宙に好奇心を持っている人に宇宙や太陽系のことを少しでもわかるようになるために、簡単な太陽系のシミュレションシステムを開発した。
本研究では、平面図形の変化による立体感を出すことが基本である。その変化をプログラムで表現し、太陽系惑星の特徴・位置や軌道、運行など説明できることが本研究の目的である。
本研究は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参照し、太陽系惑星の軌道・運行を表現出来る。ツールバーや機能ボタンによる惑星運行の開始・終了、(カメラ)視点の変換が出来る。こういうことによって、太陽系に関する知識はシステムを実演しながら、説明できるようになった。立体感を出すことには、軌道と惑星の位置の変化を正確に把握しなければいけない。本研究では、視点の変換による静止や運行中の惑星及び軌道の変化が表現できる。
しかし、各惑星の特徴が表現できず、小惑星帯や衛星・彗星が本研究の中に入っていない。太陽系・惑星に関することが詳しく説明できないことがわかった。