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中島 淳 ゼミ 平成20年度卒業論文
空間利用を前提とした家具
松田 和行

今回の課題になぜ興味をもったのか。それはゼミ室の利用からであり、どこの部屋でも市販で販売されている棚やテーブルなど使用している点からである。市販の家具では、サイズは限定されており、実際にゼミ室に配置してみると大きすぎる事や小さすぎるといった問題が生じることが多かった。ゼミ室では、鉄製の棚やロッカーが目立ちイメージ的に硬い感じが否めない。特注で家具を製作依頼すると予想外の金額が掛かり、購入の際とても負担が大きい。

そこで、ゼミ室の空間を無駄なく利用するために、ゼミ室の一部を借りて家具の製作をおこなった。対象はゼミ室であり、部屋のイメージを崩さないために木材(パイン集材)を使用した家具製作を基礎として、多様な機能をつけオリジナル性を強調し、なおかつ制作費を極限まで安くすることを目標として製作したうえで、今回の製作を最初の設計から最後の仕上げまでの工程をまとめ、今後学内や家庭で製作できるように論文にしてまとめた。

今回の製作に辺り、家具製作は奥が深いものだと知った。今後も時間があればいろいろな家具の製作をしていきたいと感じた。