アドビシステムズから携帯機向けFlash Player、Adobe Flash Lite(アドビ フラッシュ ライト)が開発された事により、ActionScriptを駆使し個人でも携帯コンテンツを作成できるようになった。
しかしFlash Lite用ActionScriptやコンテンツ作成を専門に取り扱う書籍は少なく、中級者向けの解説では書籍よりむしろネットの方が充実している。
そこで本論では、Flash Liteでの携帯コンテンツ作成の実践と、ActionScriptのまとめを解説する。
作成するコンテンツの説明は、Flash Lite1.1を中心に、携帯Flash待ち受けの作り方についてまとめた、ActionScriptによる年月日、時刻、電波、電池の取得、ランダム表示、雪を降らせ方と、キー操作とフォーカスの保持ができるメニューアイコンの作り方について解説する。
なお実機での起動テストの問題から対応機種auのみの説明となっている。
また、Flash Lite1.0〜3.0の各仕様の違いと、通常のFlash Pleyerとの仕様の違い、携帯電話キャリアによる違いをまとめた。