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伊藤 敏朗 ゼミ 平成20年度卒業論文
映像作品『ClubYEG,DanSpark 2007』の製作
松本 知明

この作品は2007年6月27日、千葉市中央公園を主会場として開催されたストリート系ダンスのイベント『Club YEG,DanSpark 2007』の模様を、主催者からの依頼によって映像記録したものである。

「YEG」とは商工会議所青年部のことで、このイベントを主催・運営しているのは千葉商工会議所青年部のメンバーである。2003年のスタート以来、参加するチームは年毎に増え、ストリート系ダンスを楽しむ若者達の間に定着しつつある。

作品ではまず、千葉銀座通りで行われたパフォーマンス部門8組の演目を紹介する。パフォーマンス部門では、順位をつけることなく、それぞれのチームが路上でダンスを披露し、町行く人々がそれを囲んで一緒に楽しむ。続いて中央公園の特設ステージでコンテスト部門が始まり、ジュニアの部と一般の部が行われる。コンテスト部門では、各チームがダンスのテクニックや演技力を競い、審査員によって採点がなされ、イベントの最後に優秀団体が表彰される。

今回の作品では、5台のカメラで、ステージを異なるアングルや位置から同時に撮影し、その後でノンリニア編集機のマルチカム編集という機能を用いて編集することによって、複数のカメラでステージをライブ収録したような作品として完成させた。この技術によって1台の固定カメラによる単調な映像となることを避け、躍動感のある映像とすることができた。

当日は収録中に雨が降り出し、使えるカメラが1台となってしまったり、イベントの妨げになる場所にはカメラが置けないなど、事前の準備や計画が不足していた。また、収録中のカメラどうしの意思疎通がうまくいかず、同じようなアングルの素材になってしまい、マルチカム編集の効果が十分に発揮できなかったことなど、反省が残った。

この作品の制作を通じて、映像による地域活動への参加を果たすことができ、イベントを見る側でなく見せる側として経験出来たということは大きな財産になるものだと考える。