環境力へのシフト [東京情報大学] [情報文化学科] [平成20年度卒業研究概要集] [平成20年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
石塚 省二 ゼミ 平成20年度卒業論文
環境力へのシフト
貝澤 総

『環境力』とは、多くの人が最近メディア、各誌で目にすることや聞いたことくらいはあると思う。その意味として地球環境を考慮し、より良い環境を創造しようと取り組む意識や能力のことを示します。今後、最も重要なキーワードの1つであることは間違いない。

具体的な取り組みは、都市形態などに応じた特色ある取り組みが始まっている。ローカルからグローバルまで様々な取り組みが活発化している。

「環境」に対しての意識は先進国の中で、ヨーロッパ、日本が先行している。特に日本はエコ技術が最先端であるのは知る人ぞ知る事実である。言ってみれば、BRICs(部リックス)の著しい発展の背景に、環境汚染や食料、エネルギー問題と様々な課題が絡みあっている。

どの問題にも『環境力』が共通している。だが新興国は発展の妨げになるとして、エコと逆行する姿勢を強いため、世界が足並み揃えて環境問題へ取り組むのは、もう少し先になりそうである。

前記にあるように日本は環境技術では最先端をいっている。そのため大きなビジネスチャンスが溢れている。世界的にも環境技術の開発に凌ぎを削っていて市場の獲得に励んでいる。環境技術は21世紀の文明創造の一躍を担う、産業になるだろうと思う。

エネルギー問題や世界的な動向、日本の取り組みなどを中心に事例、考察を交えながらまとめようと思う。