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茨木 正治 ゼミ 平成20年度卒業論文
読書の活用
浅野 満

ほとんどの人が、本を買ってきて自分で読むか、または誰かに読んでもらうなどをして「読書」をするという機会に触れていると思います。また今の世の中のように本だけではなく、ほかの情報メディアが充実しているなかで、多少その機会が減ったとしても「読書」という確固たるスタイルは残っていると思います。

最近ではその読み方にも、速読術を活用した読書や、それとは別にゆっくり読むことを主とした遅読を活用した読書などもあります。そういった特別な読書の仕方だけでなく、ほとんどの人が、自分なりの本の読み方をしていると思います。その読書の仕方を、「読書スタイル」という呼び方で区別し、特に速読と遅読という2つの「読書スタイル」について、それぞれの特徴、どういった書籍に適しているのかを、比較しながら考察をしました。また一般的な読書論についての認識と、この2つの「読書スタイル」の観点からみた読書論を考え、読書の意味について研究していきました。

また、本だけではない、新たに生まれた、他の情報メディアへ活用できるのかを速読、遅読の「読書スタイル」を、他のメディアの読み取り方に当てはめてみて考察し、読書の可能性を研究しました。