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茨木 正治 ゼミ 平成20年度卒業論文
広告の注目度について
相澤 知幸

現在、私たちは生活をする中で、多くの広告と接している。それらは紙であったり映像であったりと、姿かたちの異なる、多種多様な媒体で存在している。このように、多くの媒体を介して配信されている広告であるが、それらの中でどの媒体が最も注目を浴びているのか、そして、その注目を浴びている広告は、果たして人々の関心をどれほど集めているのだろうか。

私自身が、広告並びにパンフレットを元に、物事を決めた例の一つに、高校時代の大学受験がある。大学を選択する際、ほとんどの人は、大学のホームページや、パンフレットといったものを参考に、自身の興味のある分野などと照らし合わせ、進学先となる大学を選択することだろう。

その際、それらに載せられている、大学内の写真によって、その大学のイメージは大きく変わるものと考えられる。私自身も、パンフレットに載せられた写真や文章を元に、大学を選択したのも事実である。しかし、実際に入学すると、写真ではわからない影の部分もあり、当初のイメージと異なっていると感じる点が多々あった。

このことから、人々の広告に対する注目に興味を持ち、本稿のテーマとした。この媒体ごとの注目度の差異について、gooリサーチの結果を元に明らかにしていきたいと思う。また、その結果を参照した上で、どのような要因が関係しているのかを考え、それぞれの媒体について一定の条件下における比較も行いたいと思う。そして、まとめとなる章において、これらの結果を踏まえた上で、今後の各広告媒体のあるべき姿について、現状の問題点や起こりえる問題点を考え、考察して行きたいと思う。