今の私たちの周りには膨大な種類の映像作品があるが、その中でも特にアニメーションに強い興味があった。今まではアニメーションを楽しんでいる立場だったが、昨年の同ゼミ卒業生の卒業製作に多大な影響を受けアニメーションを製作しようと考えるに至った。
アニメーションを製作するにあたってただアニメーションを製作するのではなく、研究としてのアニメーション製作をするという点に注意した。本研究は実験的に"ザッピング方式"という時間軸と視点変更の特殊な表現方法を取り入れ、二部構成にすることでアニメーションの新しい表現方法を確立させ作品のテーマを視聴者により伝えられるようになるのかを検証するものである。
第一章では、アニメーションの歴史について述べる。第二章では、アニメーション製作に使用するFlashというソフトについて述べ、第三章でザッピングについて述べる。そして第四章にて製作したアニメーションについての解説をする。